愛知クラシックカーフェスティバルという催しが地元長久手町であった。
もしろん、主催は長久手町が誇るトヨタ博物館である。
古い車を持っている人が、車を持ち寄り街中を行進する(車が!)
朝9時に役場へ行き、先着300名までもらえる応援ウチワをもらう。
それから、ダンナが『この坂で絶対加速するから、(いい)エンジン音が聞けるはず』というポイントへ直行。誰もいない。
しばらくしていると、どっかのTV取材のクルーが来て「クラシックカーファンですか?」
と聞かれたので「いえ、特には。。。」としどともどろしていたら、
「ここでウチワふってて下さい。」と言われた。
クラシックカーというとT型フォードみたいなのを思い出してしまう。
今日走る、クラウンとかGTRとかギャランとかをクラシックカーというのだろうか?
そうだとすると、私は完全にクラシック人間だ。
トヨタ博物館所有のトヨペット・クラウンがライトをつけ103台を先導する。
ウチワを振ると、車に乗っているオーナーや関係者が
とても嬉しそうに手を振ってくれて、何だか一気に気分がよくなる。
信号があるので、途切れ途切れに来るけどそれものどか。
ポイントはネッツトヨタの販売店の前で、たまに
試乗車の新型プリウスが、音もなく試乗に出てゆく微妙なコントラスト。
ミゼットとかスバルとか、カワイイヤツも健気に走っている。
その後は外車系、ポルシェとかシトロエンとかサーブとか、そして、一群の
トヨペットクラウンが続く。
ウチワ振りが終わると、モリコロパークへ直行。行進した車が展示されているのだ。
いるいる、芝生の上に、クラシックカー?が。
ボンネットを空けている車は、エンジンの美しさを誇っている。ほんとうに綺麗だ。
ダンナは始めて買った車、ランサーを見つけ写真を取ったり
オーナーと何か話し始めている。
も1人、オッサンが加わり、のどかなオッサンたちの車談義が続く。
オーナーは、篠塚健次郎さんのサインがあるボンネットを開けたり、ランサーのプラモデルを取り出したり、お茶をいれてくれたり、ラリーの写真を見せてくれたり、大サービス。
「~~○○の真似して、逆ハン切ったら、おシリが流れて~~」なんて、のどかなお話が聞こえてくる。
フェスティバルの常連さんたちも、オーナーの回りに集まり、
みんな幸せそうな顔で、まったりしている。
それから、20世紀前半の本物のクラシックカーがモリコロパークを走るので、見物。
木炭自動車とかトヨタが最初に作った車(まだ『トヨダ』といっている)とか
圧巻は、フォードのエドセル、ピンクの鯨のような車。
これを見ていると、アメリカの車作りって本当に進歩がなかったんだなと思う。
日経に第2次世界大戦中、ドラッカーがGMに招かれ当時の社長から「こんな助言なら気に入ってもらえそう、などと決して妥協するな。」と言われ、人が作ったもので四半世紀以上有効なものはなく、GMの経営も例外ではないと説いたら、経営陣に総スカンだったと書いてあった。
これは全くの個人的な思いだが、
今日走ったクラシックカーを見ていると、当時の車作りにかけた
人々の真摯さや情熱が伝わってくる。
幸せそうなオッサンやオバサンはその情熱の残り香に
浸っているような気がした。
ただ、のっぺりしたアメリカの車は、その姿は滑稽であっても
何も伝わって来ない。(でもEdselの後姿かわゆい
)
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