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2009年6月

2009年6月28日 (日)

源氏物語 紫式部 大塚ひかり訳 その4

例によって、読んでいる途中。
読み出した途端、なんか得も言えない至福感がざわざわと押し寄せてきた。
今「若菜上」を読んでいる。

そして、とても不思議なことに、読み進むうちにあの複雑な登場人物の関係が
自然と理解できている自分に気が付いて驚く。

その3までは、「覚えなきゃ!」という感じでひかりさんの系図を必死に
見ていたけど、その4に入ったら、何故か登場人物の関係がすんなり
入ってくるのが不思議。

そして、紫の君(対の上)の切なさ、人間的苦悩が浮き彫りになるにつれ、
物語が重厚味を増して行く。
花散里、明石の君が対照的に浮き彫りとなるそのコントラストの素晴らしさ。
女三宮だけでは済まず、朧月夜とまで関係を結んでしまう、源氏の非人間的な
行動。

別に多くの女性と関係を結ぶことは問題ではないけれど、それがどれだけ
紫の君を深く傷つけているか、寂寥感に浸しているか。。。
『良い生活を保証してくれればそれでいい。ワタシはワタシでやるもんね。』という
人ではないから、そしてそれを確かめつつ、理解しつつ、裏切る源氏は
ひかりさんの言葉を借りればまさに『サイテー』である。

最初読み出した頃より、何故はとてもすらすら入って行く物語。。。
当分幸せな日々が続く。。。

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2009年6月10日 (水)

親不知

昨日、左の親不知を抜いた。
正確には、根っこが顎の骨に接しているので、頭の部分を削って、
根っこは残している。

親不知は横向きに生えているので、頭の部分を削るとボコンと穴が開く。
そこを昨日は3針縫って、終わった。
手術中は麻酔が効いているし、最近の麻酔はホントに痛くないから
余り負担はないけど、今朝起きたら、出血がまだ止まっていなかった。

お昼ごろ、病院へいったら、ちょっと出血には驚いたようで、
また3針縫って、その後出血はとまったような感じ。

でも、左のほっぺたが激腫れで、顔がかなりでかくなっている。
本当にこんな顔だったらイヤだと思うくらい、下ぶくれ的に腫れている。

こうなると、普段いろいろ文句をつけている自分の顔が懐かしい。

今回は特に虫歯とかあったわけではないけれど、放っておくと、
隣の歯が虫歯になったり、歯周病になったり、高齢になっての親不知の
抜歯はかなり負担が大きいことを考えて決心した予防医療。

当分、お酒を飲む気にもなれない。
無敵の痛み止めロキソニンのお世話になりっぱなしである。

会社で仕事に集中するのが精一杯で、本も読む気になれないし、
調べ物をする気にもなれない、いつになく早く帰り、
ウチでタマちゃんとウダウダしている。

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2009年6月 6日 (土)

クラシックカー

P1000972愛知クラシックカーフェスティバルという催しが地元長久手町であった。
もしろん、主催は長久手町が誇るトヨタ博物館である。

古い車を持っている人が、車を持ち寄り街中を行進する(車が!)

朝9時に役場へ行き、先着300名までもらえる応援ウチワをもらう。

それから、ダンナが『この坂で絶対加速するから、(いい)エンジン音が聞けるはず』というポイントへ直行。誰もいない。

しばらくしていると、どっかのTV取材のクルーが来て「クラシックカーファンですか?」
と聞かれたので「いえ、特には。。。」としどともどろしていたら、
「ここでウチワふってて下さい。」と言われた。

クラシックカーというとT型フォードみたいなのを思い出してしまう。

今日走る、クラウンとかGTRとかギャランとかをクラシックカーというのだろうか?
そうだとすると、私は完全にクラシック人間だ。

トヨタ博物館所有のトヨペット・クラウンがライトをつけ103台を先導する。

ウチワを振ると、車に乗っているオーナーや関係者が
とても嬉しそうに手を振ってくれて、何だか一気に気分がよくなる。

信号があるので、途切れ途切れに来るけどそれものどか。
ポイントはネッツトヨタの販売店の前で、たまに
試乗車の新型プリウスが、音もなく試乗に出てゆく微妙なコントラスト。

ミゼットとかスバルとか、カワイイヤツも健気に走っている。
その後は外車系、ポルシェとかシトロエンとかサーブとか、そして、一群の
トヨペットクラウンが続く。

ウチワ振りが終わると、モリコロパークへ直行。行進した車が展示されているのだ。

P1000974_2いるいる、芝生の上に、クラシックカー?が。
ボンネットを空けている車は、エンジンの美しさを誇っている。ほんとうに綺麗だ。

P1000976ダンナは始めて買った車、ランサーを見つけ写真を取ったり
オーナーと何か話し始めている。

P1000977も1人、オッサンが加わり、のどかなオッサンたちの車談義が続く。
オーナーは、篠塚健次郎さんのサインがあるボンネットを開けたり、ランサーのプラモデルを取り出したり、お茶をいれてくれたり、ラリーの写真を見せてくれたり、大サービス。

「~~○○の真似して、逆ハン切ったら、おシリが流れて~~」なんて、のどかなお話が聞こえてくる。

フェスティバルの常連さんたちも、オーナーの回りに集まり、
みんな幸せそうな顔で、まったりしている。

それから、20世紀前半の本物のクラシックカーがモリコロパークを走るので、見物。
木炭自動車とかトヨタが最初に作った車(まだ『トヨダ』といっている)とか
P1000980圧巻は、フォードのエドセル、ピンクの鯨のような車。

これを見ていると、アメリカの車作りって本当に進歩がなかったんだなと思う。

日経に第2次世界大戦中、ドラッカーがGMに招かれ当時の社長から「こんな助言なら気に入ってもらえそう、などと決して妥協するな。」と言われ、人が作ったもので四半世紀以上有効なものはなく、GMの経営も例外ではないと説いたら、経営陣に総スカンだったと書いてあった。

これは全くの個人的な思いだが、
今日走ったクラシックカーを見ていると、当時の車作りにかけた
人々の真摯さや情熱が伝わってくる。
幸せそうなオッサンやオバサンはその情熱の残り香に
浸っているような気がした。

ただ、のっぺりしたアメリカの車は、その姿は滑稽であっても
何も伝わって来ない。(でもEdselの後姿かわゆいcat

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