カプレーゼウチ風と千葉敦子さん
少し変ったカプレーゼ。
三越でイタリアンフェアをやっていたので、モッツァレラとパルミジャーノ、オリーブと
ドライトマトのマリネ、ワイン少々を買い求めた。
トマトがあったので、カプレーゼを作った。
本当はバジルの葉を散らし、オリーブオイルとバルサミコだが、
今回は、作り置きのジェノベーゼを少々トッピングした。
美味しかった。
千葉敦子さんの『寄りかかっては生きられない』を読み返している。
私のライフスタイルは、恐ろしいほど彼女の書いたものに影響されている
ことが今回初めて分かった。
最初の部分は、当時ベストセラーだった鈴木健二の『気配りのすすめ』についての
批判で、(千葉さんの本の全容はほとんど忘れているので、後のほうに何が書いて
あったか全く覚えていないf・。・;)、これは今だから『そうそう』と思って読めるけど、
当時は、このベストセラーは男だけじゃなく、女も相当踊らされてた。
・妻は「おい!」ではない
・老人は労わられたいか?
・男女の差より個人差の方が大きい
・「つき合い」を見直す
・女性にだけ「羞恥」や「はじらいを」求めるのか などなど
全く今でも変らない価値観があり、そして今でも逆の鈴木健二的
価値観も厳然としてある。
私と同年代の男性で、今でも『気配りのすすめ』にあった言い伝え
『男は、(年齢÷10)万円の現金を常に身につけているべきだ。』を
守り通している人が結構いる。
若い男性でも、そう思っている人がいて、父親からそう教わったという。
クレジットカードがこれだけ普及していて、あまり現実的じゃないし、危険だし、
意味がないように思うが、それ程、この本の影響力は厳然としてあるのである。(笑)
千葉さんの本で驚いたのは、次の一説
『私は、男であれ女であれ、目鼻立ちや背の高さは重要ではなく、
外見で重要なのは次の四点だと思います。
一、眼が輝いていること。眼の不自由な人なら、声の澄んでいること。
一、歯並びが揃っていること
一、極端にふとっていないこと
一、態度が落ち着いていること。。。』
これは、まさに今の私の、人を見る基準になっている。
そして、鋭い筆先は、少し前の、会社という組織を離れてしまうと自立できない男性
という社会現象を暗示していたのだろう。
今は少々違って、団塊の世代などは『LEON』や『BRIO』など読み、
チョイ悪オヤジを気取り、拘りの名の下に、一通りの生活はできるように
なっているようだが、実際に話したりすると、結構鈴木健二的だったりして、
ガッカリすることがある。
私は、そういう敢えて言えば封建的な男性と、その路線で争ったこともなく、
自分の行く先を邪魔されたこともなく、のんびり過ごしてきたが、
おそらく、価値観の異なった人を避ける本能みたいなものがあると思う。
昨日も、電話がかかってきた友人(♂)は、価値観が異なるなりにも
その違いを交し合える友人だし、仕事を通しての友人は大なり小なり
良い言葉がないが『戦友』的なところがある。
その意味では、ラッキーかもしれない。
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コメント
shocoさん
そう言われると僕がどういう目で見られていたのか冷や汗が出ます( ̄Д ̄;;
僕は未だに意識的、無意識的に価値観の合わない人を避けています。
こちらのリタイア組でも現役時代に出来なかった事、特にゴルフや日本人会でのクラブ活動、に集中されている方が多いです。
どうしてもその必死さについていけず、まだ仲間には入れずにいます。ほんの5~6歳違うとこんなにもと感じています。
「戦友」ですね、未だに付き合っている社会に出てからの友人は大なり小なり「戦友」です。
同じ釜の飯を食った仲間はつきあいが長くなりますね。
投稿: 845single | 2009年5月17日 (日) 23時46分
いつも、『戦友』と思っておりました。お勤めしていた外資某社は、社内の同盟関係?が複雑でしたね
。
うまい表現が見つからないのですが、外人を超越したような日本人もいましたね(笑)
私も、必死さ、一生懸命さを前面に出されると、引いてしまいます。
本能的に避けてしまうんですね。
あの頃、仕事でご一緒できた事は、大切な一コマとして、忘れられない思い出です。
投稿: shoco | 2009年5月18日 (月) 12時08分
価値観とは面白いですねえ!
けだし、価値観は皆さん違うものなんでしょうね、そもそもの育った環境、立場が違うわけですから。
最近は、きちんとした生命観(生死観)のある人に魅力を感じます。
気配りをするだけでは、人生短すぎるし、人に迷惑を掛けないで生きるなんて、到底できませんので(笑)
投稿: GUNNESS | 2009年5月21日 (木) 10時41分
GUNNESSさん、お久しぶり。
おっしゃる通りですね。
また、ブログで書きますが、一世を風靡した『気配り本』は
今では、なんちゃって本かしゅ~るなジョークではないかと
思うくらいです。
千葉さんは癌に侵されていたということもあり、
人生観、死生観についても、私は、かなり影響を受けました。
投稿: shoco | 2009年5月21日 (木) 21時59分