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2009年1月

2009年1月31日 (土)

バランスシート不況

バブル崩壊で債務超過に陥った企業が金融機関が増えると、市場に相互不信と疑心暗鬼が蔓延し、企業間取引が縮小し、経済全体の生産性が低下する。
アメリカの場合は、企業ではなく、家計のバランスシートの悪化を通して企業の不良債権を増大させるというメカニズム。
この悪循環を長期化させないためには、不良債権の処理と債務者の事業再生が必要となる。日本との違いは、、高度な金融工学を駆使した証券化商品が不良債権化して、世界中にばら撒かれたので、その損失分配や処理方法の確立にかなりの時間を有するだろうということ。
日本の経験では、不良債権処理にメドがついたと認識が広がったとき、市場は底打ちした。
こうした点からみても、世界不況の底は数年先ではないかと推測されよう。

中長期的な課題としては、世界各地でバブルが頻発する構造的原因を解明する必要がある。
コレには『資産欠乏説』(MITリカルド・カバレロ教授)が示唆を与える。簡単に言えば、良質な資産保存手段がないので、良質(と思われる)な資産に対する過剰な需要が生まれ、世界中で資産バブルが頻発するというもの。
解決のためには、新興国での資産市場の健全な発展と深化を促すこと。それらの地域での内需主導型の健全な経済成長が求められているということ。
そのためには、市場経済システムの健全な発展が不可欠で、政府統制などの反市場的な政策や保護主義はでは解にならない。日経 経済教室(藤田昌久 小林慶一郎)

分かりやすく怖い論説。
世界不況が短期で終わるという見方は現実的ではないということ。
解決策が模索中で、不良債権処理のメドがつくまでは、資産、生産性の低下が続くということ。
新興国の資産市場の発展に日本は協力しなければならないが、新興国自体、政治的、社会的に安定しておらず、(卵が先かニワトリが先かの問題だが、)どこまでコミットメントした協力ができるか。。。。

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たられば。。。

たられば

1950年代、ドラッカーのGMへの3つの提案 (「日経ビジネス」より)
①シボレー事業部のスピンオフ
 単独でも十分に勝ち残れる。シボレー株をGM株主へ無償交付すつ形で、シボレー事業部をスピンオフすべきた。そうすれば、独立したシボレーとスリム化したGMはともに攻撃的で創造的な企業になり競争力を高めるだろう。
 「マネジメントとは人間が作ったものであり、常に陳腐化の恐れがある。」
 ⇔当社のマネジメントは20年以上かけて練り上げられた最高のもので、重力の法則を同じように変えられない。(経営陣の反論)

②工場共同体
 「責任のある労働者」が運営する自治的な組織のことであり、現代風に言えば「QCサークル」であった。
 ⇔ GM経営陣は「経営権の侵害」と見なし、UAWは「労働者に管理者としての責任まで負わせるのは過剰な負担であり、認められない。」

③CSRの強化
 ⇔我々は自動車の製造と販売だけで充分苦労している。・・・専門外の分野への進出こそ無責任というもだ。」(経営陣の反論)

とし、小手先の「ガバナンス」の強化に走った。ドラッカーが望むような大胆な改革には手が届かなかった。

難しいのは、価値のあるものを見分けること。
ドラッカーになれなくても、ドラッカーの思索を理解できれば。でも、それは難しい。頭の中で分かっても実践に結びつけるのはさらに難しい。

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今日もCaolila、明日もCaolila

P1000603ニートで飲んだ、イタリアでボトリングした10年ものカリラ、とても美味しかった。
力強いフレーバーだけど、口に含むと10年ものとは思えない、しかも初めてバニラ香をしっかりと感じた。

その後飲んだのはアメリカのボトラーズの20年もの、これは、フレーバーがすごかった。
口に含んでも、鼻腔に広がるなんてもんじゃなくて、顔中に広がるような強烈さ、でも圧迫感はない。
味は、とても上品だった。 (そして、飲むと、顔から頭中に広がる。)

本当に、Caolilaは宝石のようなお酒だ。

この写真は近所のヤマヤで買った12年もの。ダンナが尾鷲で買った片腹7,000円のからすみさまに合わせて飲むと絶品。くくくっ。。。。

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毎日まいにち。。。

ファイナンシャルプランナー2級の試験を受けた。
通信教育が終わっていないうちに受けたので、少し無謀かもしれない。
そのせいか、実技はエンジェル税制とかふるさと納税とか、教科書や参考書にも載っていないような内容が出て、結果は微妙。
この勢いで5月か9月1級に突入する予定だったが、国家試験になった貸金業取扱主任者も受けなければならないしね。
まず、受からなくちゃね。
勉強していると、なんといっても税制が一番複雑。心底頭のイイヤツが悪いヤツから搾取するように複雑怪奇にできているとしか思えない。
資産計画とか不動産の単純明快なところが好き。

勉強が忙しく、いろいろ思う暇もなかったけれど。

『甘苦上海』の紅子さんは松本と寝ちゃったし、「二番目が楽」って言っているし。
どうなるんだろう。 やっぱり京が好きだから、「二番目が楽」なんだよね。かなり切ない。
でも、キャリアウーマンの企業家がこんなに酒に酔うかな。しかも大して飲んでいないのに。いや、量とかよりこんな酔い方ってするのかな。。。。

オバマが大統領に就任して、章男さんがトヨタの次期社長に決まったし。
でも、今日の日経『翻ってトヨタの場合、創業者を立てないと突破できない危機を招いたとすれば、世界最強とされたトヨタの経営とは何だったのだろうという疑問がわく。』(毎週月曜日の『核心』西岡幸一)というのはもっとも。
しかも別の『経営の視点』では、『52歳と言う若さで副社長に昇進しているこれまでのキャリアさえ、資本の論理では説明し難い』とバッサリ。
もっとも先の『核心』でも『章男氏の業績も必ずしも抜群というわけではない。』とやっているので、袈裟懸けにバッサバッサと切られた感じ。
レーシングツーツに身を包んで笑っている姿を見れば、社員でなくても不安になるんだ。

勉強してたせいか、体重が50キロを割った。
東京時代でもなかったことなので、嬉しい。常に49キロ台をキープできるようになったら、今回のダイエットは成功。
あとひと頑張り。
エンダモロジーは成果がでて、今はお尻のあたりを中心にやっている。ぷるんとしてお尻になると嬉しいけど、もともとお尻が小さいので、あまり変わらないだろうな。

通信販売で、ZagattiのCaolila買うぞ。
調べているといろいろ出てきて。尾鷲で買った高級からすみに合わせるのだ。

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2009年1月17日 (土)

またまた六条御息所

六条御息所。。。プライドが高く、しかも根拠のあるプライド、だから男は付き合いづらい。その結果源氏は離れていったけど、すがるにはプライドが高すぎて。で、嫉妬と怨念の権化となったというような説は男性からの見方なのかな。

私は、自分自身いろいろな常識からかなり自由な人間だと思っていたけれど、最近はしみじみと、男女間において、年齢の意味するものは大きいと思う。寿命が40歳か50歳くらいの平安時代7歳若しくは16歳離れていたということは、今に換算するとどれくらいだろう。

年齢で引いてしまう。そして、いつまで女性かということでも引いてしまう。さまざまなものが指の間から砂のように落ちてゆくような気がするし、それを体感する。
「年なんてなにさ!」といったところで、生理は止まる、身体が動かなくなる、皺が増える、身体の線が崩れてくる。。。。アンチエイジングなどという一方で、それは自然の摂理であり、贖えないこともわかっている。でも、気持ちは動く。

「それでもいい」って言ってもらっても、やっぱり以前の価値観から抜け出せない。自意識が高ければ、コンプレックスの大権化となる。。。。
御息所はとても可愛い人だったと思う。本当に切なくて、でもどうしようもない現実があって、それで耐えていたと思う。だから、魂はどうすることもできなかった。その結果、成仏せずにこの世をうろつき回ったとしても、それはそれ程切なかったことの裏返しで、とても痛々しい。

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2009年1月13日 (火)

六条御息所

六条御息所は、本当にカッコいい人だと思う。当時女性で、しかもダンナさんが死んだ後、あれだけの財産を維持し、常に文化的サロンの中心だったということはすごい。

『松風』を読むと、男性のしかも当時かなりやり手とされていた受領でさえ、自分の荘園を維持するのは難しかったことが分かる。『松風』では、明石の入道が、その胆力、合理性を持ってして、実務的にこういったことに長けていたことが浮き彫りになっている。

つまり、明石の入道ほどの人物でなければできないということでもあり、御息所には男性並みの胆力、合理性があったということだ。さらに文化的サロンを維持するための抜きん出た知性。これは、今で言えば、東大をでて、ハーバードかどこかでMBAを取得して、コンサルを起業したり、国際機関か大企業で活躍していて、しかも美しく、家柄がよく、誰からも慕われるといった、思いつくのは大学は違うけど、緒方貞子さんとか岡俊子さんとか。

でも、そんな御息所も源氏とはとても辛い恋なんだから切ない。7歳もしくは14歳年上という立場から、常に身を引いていたのは分かるけれど、「恋」はいつ襲ってくるかわからない。年上であることはデメリットであり、コンプレックスかもしれないけれど、それゆえ「道ならぬ恋」となり、一層思いも深く、切ないものになる。生霊になった理由もわかるような気がする。

源氏を読んでいると、この頃交わしている和歌は携帯メールのような感覚だと思う。ま、内容はかなり違うけど。和歌は、選ばれた人のコミュニケーションの手段だし、しかも使いこなすには、知識と教養がいる。これなくして、使っていた人は哄笑されたんだろうね、きっと。ただ、いつ出すか、レスするかのタイミングは勉強になるかも。

でも私は明石の君のように正直に自分の気持ちを表現し、詠む人が好きだ。

『蓬生』の末摘花は『末摘花」』の時と較べると、自己主張ができる人になっている。考え方は保守的だけど、その自己主張を貫いた結果、源氏に迎えられるという幸運を手にする。
ただ、幸運を手にする前は、どもまで落ちるんだろうと思わせた。寒い冬なんかどうやって生き延びたのかと思う。

読んでいるのはもちろん大塚ひかり訳『源氏物語』です。


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2009年1月10日 (土)

シングルスキルかマルチスキルか

日経ビジネスより

アメリカの自動車業界が現状に至ったひとつの原因として

だが、経営陣とUAWが結ぶこの協約が職場を硬直化させ、作業改善を阻んできた。決められた仕事以外の作業は、規定外の行動としてマイナス評価にしかならない。だから、日本メーカーが当たり前のように実施している、1つの生産ラインで複数の車種を生産することは、事実上不可能だ。

「長年、同じ仕事だけを繰り返してきた従業員に、複数の仕事をさせようとすると、不良品のヤマになる。」デトロイトにある日系部品メーカー幹部はそう指摘する。

「だから、日本の自動車メーカーは、どんなに安くても、ビッグスリーの工場を買収しない。ゼロから立ち上げる方が、よっぽど楽だとしっているからだ。」

シングルスキルがマルチスキルか。。。現場にいると常に問題になる。単純な方程式はシングルスキル=単価安い、マルチスキル=単価高い。シングルスキルを上手に組み合わせることで、効率化=コスト削減をする。

でも、働くのは「人間」なんだよね。私は、シングルスキルとマルチスキルのミックスだと思う。毎日毎日同じ単純作業していれば、精神的に問題を生じると思う。お金は入ってくるけれど、シジフォスの神話みたいに。。。
難しいのは、シングルスキルでOKと思っている人を、穏やかに鼓舞して、少しずつ変化すること、進歩することの楽しさに気がついてもらうことだと思う。

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怖い話

大前研一 BPnet mail 朝刊 01/09

現在も米国では住宅ローンは出されている。しかしそれは、かつてあった健全さは失われている。なにしろ住宅ローンのうちの26%は、FHA(Federal HousingAdministration:連邦住宅局)の保証がついている。つまりローンの債務者が債務不履行となった場合、「債務者に代わってFHAが責任もって払いますよ」と言っているわけだ。米国政府の過度の救済策がこの期に及んで「いつか来た道」に戻ってしまっている。

と、こう書けば誰もが気づくことであろうが、これはまったくサブプライムと同じような仕組みである。本来、家が買えるような状態ではない人々に買わせるようなものとなっていることまで同じだ。つまり、本来はとても買えそうもない人に、政府保証があるからいざというときにも大丈夫ですよと甘言をささやいて、今もなお買ってはいけない人々に住宅を売り込むという人為的な操作が行われているのだ。その意味では、今もなお米国で住宅ローンが出続けているという事実そのものが「クレジットを発生させる仕掛けが壊れてしまっている」ことを側面から証明しているともいえる

今回の金融大地震(大前さん)で、銀行損失が8000億ドル、銀行以外の金融機関をあわせると14,000億ドル、(ちなみに日本のバブルの銀行損失は7500億ドル)、この度の金融危機対応において、米国政府やFR(Federal Reserve Board:米連邦準備制度理事会)は、投融資や保証を通じて既に8兆ドル弱の資金枠を提供している。アメリカのGDPの6割、日本のGDPの1.5倍、こんなに損失があり、こんなに金使っているのに、FHAの債務保証なんて本当にやってんのかよ。底の抜けたバケツに水を汲んでいるような、でもその水は税金や借金だし、とても怖い話だ。

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2009年1月 4日 (日)

明けましておめでとうございます

本格的に更年期になってきたみたい。

■ ホットフラッシュ
   これは、最近はあまりなくなった。一時は突然、背骨周辺がチンチンになって、身体中が熱くなり、汗がタラーリタラーリと出る。11月12月でも、扇風機が心地良かった。もともと、ウールが駄目なので冬でも綿とか絹だし、半袖だし、着脱ぎが楽な服装だと結構乗り切れる。でも、襲われたとき、周りの目を気にせず、冬でも半袖、ノースリーブになれるかどうかが問題。私の場合は、問題にもならないけど。。。

■ イライラ
   これは、イラチな私は、常にイライラしているから更年期は関係ない。

■ 髪
   そりゃ、髪の毛はかなり変ったような気がする。昔、髪が長い頃は、美容院でシャンプーして乾かしているとみんな注目してたもの。資生堂の椿みたいな感じだった。去年、髪伸ばしていたけど、とても細くなってしまって。。。
で、2日ちょんちょんに切りました。去年の忘れたいこともあるしね。そしたら、床に落ちた髪がとても貧弱で、『あ~切ってよかったな』って思った。髪が薄くなるより良いけれど、もう実態はかなり白いからね。

■ ホルモン療法
   いろいろあるけど、産婦人科へ行ったら、『まだ、いいよ。』と言われた。 

■ その他
   私は、おばさんが苦手だ。自分もオバサンだけど、でも実態はオヤジ。先日あるバーで、入ったらいきなり隣の女の人に年齢を聞かれた。彼女は年女とかで、おそらくかなり若く見える自信があったと思う。私は『あなたよりはかなり年上です。』といったら、とても不機嫌になった。ああゆう人は苦手だ。あのバーへも、当分行けない。とても怖かった。

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